講師 桂伸一
5/18 Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSONにて講師を務めるモータージャーナリスト、レーシングドライバーの桂伸一です。
今回、もてぎの南コースにて走るメニューがありますが、もてぎ 南コースは、目標物がなく広いコースです。
そのため、まず走行1本目で、コースのレイアウトを頭に叩き込みましょう。
全景を見渡すために、背後の高台(皆さんの駐車する場所)から他グループが走行するのを確認することも役立ちます。
具体的に走り始め、直線を基準に次はどっちに曲がって、その次は・・とクルマの動きを目で追いながら、「右~左…」と、自分に言い聞かせながら走るとよいでしょう。
コーナーに目印のパイロンを置いてあれば、そこに向かって飛び込むと曲がり切れなくなるので注意が必要です。
パイロンを目標に曲がる際に、コーナーの立ち上がりでもっとも接近するコーナリングラインが理想です。
感覚としては、パイロンから離れた、大外からコーナーに進入して、脱出(立ち上がり)の際に“かすめる感覚”とでも言いましょうか。
直近のコーナーだけに集中するのではなく、その後どういうラインで立ち上がりを脱出するかまでイメージして走ることが大切です。