開催レポート

2014年5月18日 Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with FORD 開催レポート

日時:2014年5月18日(日)
場所:ツインリンクもてぎ
協力:フォード・ジャパン・リミテッド、ブリヂストンタイヤジャパン(株)、フィアットクライスラージャパン、フォルクスワーゲングループ・ジャパン、三菱ふそうトラック・バス(株)、ジャパンビバレッジ他

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好天に恵まれた5/18(日)に、ツインリンクもてぎにて『Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with FORD』が開催されました。

当レッスンは、クルマの運転が上手くなれば安全につながるという基本理念のもと、座学と実践で「安全運転を、楽しく学ぶ」ことができる太田哲也氏によるスポーツドライビングスクールです。

2014年度初めての開催となった今回は、フォード・ジャパン・リミテッド様のご協力で、フィエスタ、フォーカスが教習車として提供された他、発売前のエコスポーツをクローズドコースにて運転することもできました。クラス分けは、エンジョイ・サーキットレッスンとスポーツ走行会(スパタイGP参加)のふたつで、同伴者を含め、合計約60名のクルマ好きがツインリンクもてぎに早朝から集まりました。

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受付開始時刻は朝9時でしたが、8時45分からTEZZO BASEメカニック飯塚による走行前点検講座が実施されたので、受付周辺にはたくさんクルマおよび参加者が集結。開会式前から内容が盛りだくさんです。

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受付が終わると、ドライバーズミーティングと座学のスタートです。開会式の挨拶で太田校長は、まず、ツインリンクもてぎのこけら落としレースにてフェラーリで勝った際の思い出を語り、続いて当スクールの標語である「injured ZERO」を掲げました。「当スクールに参加する受講生・関係者について一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標とします」という宣言および、大会の趣旨である「一般ドライバーへの安全運転の啓蒙」活動の一環であることの説明がありました。そして、今回は南コースで基礎を学びつつ、国際格式の東コースも走行するということで、SAFETY DRIVINGを重要視しながらも走ることをENJOYしてほしいということも熱く語られました。

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座学(講義)の時間、太田校長からは「クルマの運転が上手くなれば安全につながる」というテーマのもと、南コースにてアンダーステア、オーバーステアを思い切り体感してほしいということと、ツインリンクもてぎは日本一ブレーキにきついサーキットなので、ブレーキングポイントを遅らせることよりも、コーナーからの立ちあがりがスムーズになることを意識することのほうが大切であることなどが語られました。元レーシングドライバーでモータージャーナリストの桂伸一講師からは、タイヤは使える能力が決まってる、限界が来ればハンドルを切っても曲がらない、アンダーステアはドライバーが生み出している、タイヤのスキール音に気を使うことが大事、スキール音はタイヤのグリップ力が限界を超えている証拠、前輪からスキール音が激しく出るのは失敗コーナリングであることなどがレクチャーされました。

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ドライバーズミーティングと座学の後は、2013シーズンのスパタイGP年間表彰式、ランチタイム、トークショーです。

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スパタイGP ST2000クラス

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スパタイGP ST3000クラス

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スパタイGP アルファロメオ クラス

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スパタイGP フィアット クラス

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スパタイGP フォルクスワーゲン クラス

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スパタイGP スバル クラス

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スパタイGP フォード クラス

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フォード・ジャパン・リミテッドの田中さんを中心としてのトークショーでは、桂講師が「フィエスタはFFのコンパクトハッチとして今年一番イイ」と語り、3気筒エンジンの力強さ、ヨーロッパ・フォードの足のよさ、ステアリングのテレスコピックおよびチルト機能をフル活用してベストポジションをとれることなどが話題となりました。

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ツインリンクもてぎ内には無料で楽しめる“遊びの森”等があるので、お子さまも大満足。お父さんがドライバーズミーティングや座学を受講している間にたっぷり遊ぶことができました。

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60分に及んだ2013シーズンのスパタイGP年間表彰式、ランチタイム、トークショーが終わった後、南コースへ移動し、当スクールの恒例となっている集合写真を撮影。

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南コースでの本走行が実施される前に体験試乗会やサーキットサファリが行なわれ、参加者たちは自らハンドルを握ったり、助手席やリアシートでフォード現行モデルおよび最新モデルの優位性を確認しました。

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体験試乗会およびサーキットサファリが終わり、いよいよ南コースでの走行がスタート。南コースは、物凄く見通しがいい広々とした平坦なスペースに白線でコースが描かれたものだ。今回、同じぐらいの性能を持ったクルマ同士が集められ、7台前後の集団が形成され、グループごとにコースイン。スポーツ走行会(スパタイGP参加)にエントリーした参加者は13時半から16時までの間にフリー走行を3本行ない、エンジョイ・サーキットレッスンにエントリーした参加者は14時から16時半までの間にフリー走行を3本行ないました。

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新型フィエスタでのサーキットタクシー(講師陣運転による同乗走行)は南コースでのフリー走行に交ざるかたちで行なわれ、参加者たちはプロの走りに感心しながら、自らの走行枠でドライビングスキルを高めました。

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南コースでのフリー走行時に、Next Car generation主催の「学生×フォード座談会」も行なわれました。テーマは、フォードが考えるクルマの楽しさとは何ですか?というもので、フォード・ジャパン・リミテッドの田中さんは「運転が楽しいクルマであるということ。今のクルマは単なる移動手段としか見られていないことが多いのですが、クルマを自分で運転する楽しさを皆さんに感じてほしいと思っています。今の学生さんや若い人たちを悪く言うわけではないけど、本物を知らない人が多いですね。フォードは、そんな皆さんを受け入れていくつもりです。ヘンリー・フォードは、特定の人ではなく、多くの人に乗ってもらえる大衆車を造りたいと思っていました。フォード・ディーラーに行けばタダで試乗できるわけですし、是非色々試してみてほしいです。何が本物なのかを味わっていただきたいですね」と語ってくれました。

キリンビバレッジ写真

 

南コース上のテントでは、ジャパンビバレッジ様協賛により、
コーヒーとお茶のサービスがありました。

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南コースでの走行を終えた車両から順次移動し、東コースのパドックにクルマを並べました。国際レーシングコースを走る前に、ドライバーズミーティングを実施。

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エンジョイ・サーキットレッスンの参加者も東コースを15分間にわたって体験走行しました。スポーツ走行会(スパタイGP参加)にエントリーした参加者は、この体験走行に交ざるかたちでウォーミングアップ走行を実施し、その後、タイムアタックを開始。

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今回初戦が開催されたスパタイGPは、一台ずつのタイムアタック競技です。2014年度はクラス分けが刷新され、よりエキサイティングな走行を楽しめるようになりました。年間チャンピオンには、POTENZA RE-11Aなどの豪華景品が進呈されます。

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こうして、すべての走行が終了。東コースから第2パドックへと移動し、スパタイGPの表彰式と修了式が行われました。スパタイGPの表彰式では、フォード・ジャパン・リミテッド様、フィアットクライスラージャパン様のご協力により、豪華景品が贈られました。

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スパタイGP ST2000クラス

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スパタイGP ST3000クラス

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スパタイGP ST5000クラス

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スパタイGP アルファロメオ クラス

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スパタイGP フォード クラス

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東北から参加したドライバーが現在の被災地の様子を報告した後、「クルマが日本を元気にする」をキャッチフレーズとしている当スクールの締めくくりとして、東日本大震災支援ソング「RESTART」の大合唱で終わりました。

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今回もクラッシュや接触がなく、参加者は安全運転とドライビング技術の大切さについて身をもって学ぶことができました。きっと、充実した1日になったはずです。最後に全員で記念写真!お疲れさまでした!!

次回スクールは6月28に開催予定です。 皆さまのご参加をお待ちしております。

 

 

 





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injured ZEROプロジェクト
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