開催レポート

2016年3月6日『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA×ホリデーオート ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Mazda』開催レポート

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【日時】2016年3月6日(日)
【場所】袖ヶ浦フォレストレースウェイ
【主催】(株)スポーツドライビングジャパン内Tetsuya OTAスポーツドライビングスクール事務局
【協力】マツダ(株)、ホリデーオート、三菱ふそうトラック・バス(株)、伊藤園

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去る3月6日(日)に、幾多のトップカテゴリー・レースで活躍した自動車評論家/レーシングドライバーである太田哲也氏を校長とする『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA×ホリデーオート ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Mazda』が開催されました。会場となったのは、都心からクルマにて約1時間で行ける袖ヶ浦フォレストレースウェイです。
今回は、恒例となっているホリデーオートとのコラボレーションの回でした。

当スポーツドライビングスクールは、「injured ZERO」プロジェクト(一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標としている)の一環として開催されており、「安全運転を、楽しく学ぶ」をテーマに、一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標としています。クルマの運転が上手くなれば安全につながるという基本理念のもと、座学と実践で安全運転と交通マナーを楽しく学べる点が特徴です。なお、当スクールの運営団体である株式会社スポーツドライビングジャパンは、国土交通省から平成27年度事故防止対策支援推進事業(社内安全教育の実施に対する支援)及び安全運転推進事業の対象事業者として認定されています。

この認定は、当スクールがドライビングレッスンを通じて「レーシングドライバーによる運転者のヒューマンエラー事故防止コンサルティング」を推進してきた結果だといえます。安全運転コンサルティング・メニューの基本となっているのは、交通事故を減らすためには、クルマを自動運転化したり、道路を改善したりしてアクティブセーフティおよびパッシブセーフティを高める方向性だけではなく、運転者である「人」の教育や意識改革といった要素も欠かすことができないという考え方です。その想いに基いて、運転技術、マナー、安全への意識を向上させることを目的としたドライビングレッスンを開催しているのです。

マツダ株式会社様と当スクールのコラボレーションのよるスポーツドライビングスクールも数回を数えました。運転の楽しさを追及し、「人=ドライバー」を中心に考えた車造りを行っているマツダと、当スクールの趣旨である「人」の教育や意識改革を重要視した基本コンセプト(=ヒューマンエラーを減らし、運転マナーを向上させる)が一致した点で、再びコラボレーションが実現することになりました。

スクールには、今回体験試乗車両として、マツダの新型ロードスターが3台用意され、参加者たちは一様に笑顔でロードスターの体験試乗を楽しんでいました。
また、サーキットガイドクルーズには、最新マツダ車が勢揃い。デミオ、CX-3、CX-5、アテンザが用意され、講師運転の教習車両に乗り込んだ参加者たちは、講師から直接袖ヶ浦の走り方を教えてもらうことができました。

さらには、今回ロードスターの開発主査である山本修弘氏が忙しい合間を縫って、会場に駆けつけてくれました。講義においてはロードスターこだわりの開発物語について話をされ、初代ロードスターからつながる4代目ロードスターへの想いや工場とのチームワーク秘話などについても話してくださいました。

また、トークショーの際には太田校長、ホリデーオート編集長加藤氏とともに再び登場頂きました。「運転の楽しさ」「スキルアップ」という皆が興味深いテーマで話が進み、山本さんからは「左折は小回り、右折は大回り」というinjured ZEROにも通じる、事故を起こさないための具体的なテクニックについても教えていただきました。

スクールのクラス分けは、ベーシックレッスンクラスとアドバンスレッスンクラスの2つで、前者はヘルメットを被らなくてもOKという、サーキット入門者を対象としたクラス。後者はフリー走行を中心としており、スポーツ走行経験者も大満足という充実内容のクラスでした。

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△最初のプログラムとして、ホリデーオート加藤編集長による走行前点検講座が実施されました。

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△レッスン参加者によるパドック特設コースでロードスター体験試乗会が実施されました。さすがロードスター、皆さん笑顔でドライブです! MT車を楽しそうに運転されていました。

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△開会の挨拶および講師紹介の後に行われた座学では、まず、太田校長から「当スクールは安全をテーマとしたスクールでありながら、サーキットを会場としています。その理由は、サーキットが安全に走行できる場所だからです。コースの外側にグリーンゾーンがありますが、今日はコース外は崖だと思って走ってください」といったことや「緊急回避は知識と経験で可能です」といったことがレクチャーされました。

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△マツダ株式会社 ロードスター開発主査山本修弘さんよりロードスター開発物語について講義をしていただきました。

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△斎藤講師による『荷重移動と摩擦円』について、そして『袖ヶ浦を安全・上手に走る方法』についての「齋藤ゼミ」が開講されました。

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△ランチタイムに、太田校長、マツダ山本さん、ホリデーオート加藤編集長によるトークショーが行われました。それぞれから「運転のスキルアップ方法」についてお話があり、参加者たちにとって興味深い内容を教えてくださいました。

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△恒例の集合写真。

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△講師陣がドライブする教習車に同乗し、解説を聞けた「サーキットガイドクルーズ」は好評でした。マツダの最新車両が揃い、デミオ、CX-3、CX-5、アテンザなどが勢揃い。また、ロードスターオーナーは山本主査がドライブする新型ロードスターに同乗させてもらいました。

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△ベーシックレッスンクラスを受講した参加者たちは、斎藤講師からスラローム走行レッスンに関する説明やアドバイスを受け、パイロンが並べられたパドック特設コースを走行しました。その後、先導車付きで本コースも走行。

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△自己流のドライビングスタイルを改善したいと思っている方にオススメのアドバンスレッスンクラスは、午前中の座学で習ったことを意識しながらフリー走行を行いました。

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△併催イベントの『スパタイGP エキシビジョンマッチ』にエントリーした参加者たちも、走行。

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△ベーシックレッスンクラスとアドバンスレッスンクラスの両クラスとも、走行の合い間にアドバイスタイムが設けられ、講師陣にドライビングに関する疑問をどんどんぶつけることができました。

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△ベーシック、アドバンス、スパタイGPクラスそれぞれ個人レッスン参加者は、充実のマンツーマンレッスンなどを受けました。

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△レッスン参加者に修了証が渡された後、講師陣から総評がありました。今回も参加者は安全運転とドライビング技術の大切さについて身をもって学ぶことができました。きっと、充実した1日になったはずです。次回は2016年6月に開催予定です。皆さまのご参加をお待ちしております。





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