開催レポート

2020年8月6日『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA グループレッスン』開催レポート

【日時】2020年8月6日(木)
【場所】筑波サーキット・コース1000
【主催】(株)スポーツドライビングジャパン内Tetsuya OTAスポーツドライビングスクール事務局

去る8月6日(木)に、幾多のトップカテゴリー・レースで活躍した自動車評論家/レーシングドライバーの太田哲也氏を校長とした『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA グループレッスン』が開催されました。場所は、都心からクルマで2時間弱という距離にある筑波サーキット・コース1000です。

参加者は、アルファロメオMiTo、クラシックミニ、アバルト124スパイダー、マツダ・ロードスター(ND)、ポルシェ・ケイマン、マクラーレン、アウディS8にお乗りの7名様。

暑い1日となった今回も政府や自治体のガイドラインに則り、新型コロナウイルス対策および熱中症対策を様々なシーンで施し、また、参加者の皆さまにもご参加における体調管理や手洗い・うがいの徹底など、ご理解とご協力をいただき、レッスンを実施しました。レッスンメニューなどもそうした対策を踏まえた内容となり、皆さまのご理解、ご協力のもと、全員で協力して無事終了することができました。

本レッスンは「injured ZEROプロジェクト」を掲げ、クルマの運転が上手くなれば安全につながるという基本理念のもと、元レーシングドライバーでモータージャーナリストの太田哲也氏が校長を務める安全運転に役立つドライビングレッスンです。

「injured ZERO」プロジェクトの一環として実施されており、交通事故を減らすためには、運転技術とマナー・意識を向上させることが大切だという本プロジェクトの趣旨に則って「正しい運転を、楽しく学ぶ!」を合言葉としています。運転者のヒューマンエラーによる事故を防止するための座学や、加害者や被害者にならないためのレッスン(実技)を参加者自身の愛車による走行を通じて学んでいただくという内容です。

安全運転コンサルティング・メニューの基本となっているのは、交通事故を減らすためには、クルマを自動運転化したり、道路を改善したりしてアクティブセーフティおよびパッシブセーフティを高める方向性だけではなく、運転者である「人」の教育や意識改革といった要素も欠かすことができないという考え方です。その想いに基いて、運転技術、マナー、安全への意識を向上させることを目的としたドライビングレッスンを開催しています。

練習に最適な筑波サーキット・コース1000を舞台に、参加者の人数を絞ったグループレッスン形式で実施された今回は、太田哲也校長はもちろん、前田インストラクターによる座学と実技を中心としたプログラムとなりました。

サーキット走行時のマナーと注意点、的確なラインどりとクリッピングポイント、ハンドルとペダルの運動操作、タイヤの状況確認が主なテーマとなったレッスンは、太田校長がサーキット走行中に個々の車両を追従走行するパトロール走行を行い、リアルタイムで無線によるアドバイスをしたり、コースのライン取りレッスンをしたり、ハイパワー車ならでは、小排気量ならではのコーナリングの仕方をレクチャーしたり、と充実した内容となりました。また、各走行プログラム間のインターバルに改善箇所や次回に向けてのアドバイスなども個別にしました。

この取り組みは、車両とタイヤに依存しないテクニックの習得と「リスクと無理のない全開走行」を実現し、クルマとタイヤのポテンシャルを引き出し、危険を未然に回避した愛車とのスポーツ走行を実現するものです。一般道での走行にも役に立ち、交通安全や事故防止への貢献も考慮されています。

皆さん、それぞれの課題や目標に向かって、しっかり学ぶことができたと思います。安全運転やマナーを意識したジェントルマンドライバーを目指し、サーキットという安全な環境にて公道で役立つ正しい運転を学び、楽しい一日を過ごすことができたはずです。

参加したいと思っている方は、次回の開催スケジュールをチェックしておくといいでしょう。





20210427グループレッスン

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Tetsuya OTA
グループレッスン
開催レポート(2021.04.27)

【今後の予定(仮)】

少人数VWゴルフR・GTIレッスン

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