Tetsuya Ota ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with RENAULT supported by出光を開催しました。
日時 4月22日
場所 袖ヶ浦フォレストレースウェイ
教習車両 メガーヌRS
協賛/協力 出光興産、ルノージャポン、ブリヂストン、CABANA(トップセレクション)、BOSCH、三菱ふそう他
【レポート】
4月22日、袖ヶ浦フォレストレースウェイにてTetsuya Ota ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with RENAULT supported by出光を開催しました。
参加人数は、なんと50人!
今回は、講師に太田哲也校長をはじめ、元日産のテストドライバーであり現モータジャーナリストの斎藤慎輔氏、そしてゲスト講師として前回に引き続き青木拓磨選手。
更にレースクイーン藤崎理香さんも駆けつけてくれ、なんとも盛りだくさんなイベントとなりました。
今回来ていただいた方はもちろん今回残念ながらお会いできなかった方に少しでもこのドライビングレッスンの様子がわかるようにレポートさせていただきます!
受付1時間前。ドライバーの皆さんが続々と集合してきました。
今回は、ルノージャポンサポートにより教習車として、量産FF最速車ルノーメガーヌRS3台。
そして、ルノーオーナーの皆さんも多数参加してくださいました。
さて10時になり受付が開始しました。
この日のメニューは、ドライビングレッスンと同日開催の参加型モータースポーツ「スパタイGP(スーパータイムアタックグランプリ)。
このスパタイGPは、タイムにより表彰だけでなく、マナーやモータースポーツ振興の社会貢献など様々な角度から賞典を設けていく予定です。
今回は、「MVP POTENZA RE-11賞」を設けました。
この賞は、太田校長を始めとする審査員陣が上記の要素を踏まえてMVPを決め、その賞品として5月にニュータイプがリリースされる、ブリジストンPOTENZA RE-11が贈呈されるという豪華なものです。
その受付も無事に完了。
さて誰がMVPとなるのか?!
こちらも今回の目玉です。
さて次はTEZZO BASEサービスファクトリー・メカニック川崎による出走前点検講座とメカニック講座。
これが終わるとドライバーたちは、自分の車に戻り、しっかりと自分の車を点検をします。
さらには、最新ルノー車両に試乗ができる「ルノー新型車体験試乗会」もパドックにて行われました。
今回の試乗車は
トゥインゴ ゴルディーニ、ウインド ゴルディーニ、カングーイマージュなどです。
《参加者、直撃インタビュー①》試乗を体験して~~
Q乗ってみた印象は?
・ハンドルがくるくる回るのでびっくりした。
・ものすごい軽くていいですね!
・フランス車ならではのネコ足を体験できてよかった
~~
試乗会、各々のメンテナンスが終わると次は部屋に移動して座学会が始まります。
座学のスタートはやっぱりこれ。
「モータースポーツの世界にようこそ!!」by太田校長
モータースポーツに初めての参加者にこの言葉をかけるのは太田校長の信念です。
速くなろうとせずうまくなれ。
・安全マージンを削ってタイムを削ってはダメ。
・感覚派よりも理論派をめざす。
・運転が上手くなれば、速く、安全になる。
私もスタッフとして毎度毎度聞いていますが、やっぱりこの言葉には「ぞくっ」と来てしまいます。
座学は大きく二つに分けられ、
①齊藤慎輔さんによる基本講座
荷重移動や、摩擦円についていつもの太田校長とはまた違った新たな切り口から斎藤慎輔講師が教えます。
ここで走行の基本的な部分を押さえ
②太田校長による実践講座へと移ります。
話の途中で、太田校長が、横に座っている青木選手に声をかけます。
「拓磨は、子どもの頃からポケバイをやっていた天才肌の感覚派ドライバー。
でも僕らみたいに大人になってから始めるドライバーは理論じゃないと
ちゃんとサーキットを走れない」
青木選手が、こう切り返します。
「さっきから僕のこと感覚派っていうけど、僕だって理論派だ。・・・まあでも今の座学のようなことは一回も考えたことないけど」
「それが、感覚派じゃん!!」太田校長の突っ込みと同時に会場がどっとわきました。
《参加者、直撃インタビュー②》座学を終えて~~
Q座学はどうでしたか?
・たっぷりと理論に向き合う時間があってとてもためになりました
・はやくこの理論をいかして、サーキットに臨みたいです。
~~
さらに、青木拓磨選手とルノージャポンの近棟氏対談があり、モータースポーツの素晴らしさについて非常に興味深い話を聞かせてくださいました。
さて座学も対談もおわり、実際の走行前にランチタイム!
今回は、ロコモコとタコライスの好きなほうをチョイス!
キッチンカーで目の前で作ってくれました。
《参加者、直撃インタビュー③》
Qなぜ今回、このドライビングレッスンに参加されたのですか?
・一回体験しにいったらすごくドライバーさん同士がとても仲良く、特にこのランチタイムは色々な車の話ができるので楽しみ!
~~
さて腹ごしらえもばっちり。これからいよいよ走行メニューへと移ります。
太田校長、斎藤講師、青木選手運転の教習車両で、実際にのってプロの運転を体験するプロ運転同乗走行もありました。
《参加者、直撃インタビュー④》同乗走行~~
Q実際の自分の運転となにか違いはありましたか?
・自分のラインと比べて全く無駄がなかった。ブレーキのメリハリがあって驚きました。(斎藤車乗車参加者)
・首の振り方が全然違う。後ろの席だったので、動きの全貌が見えて非常に勉強になった。(太田車乗車参加者)
・「もしかしたらこの車に乗ったら、自分もこのぐらい運転できるのではないか。」と思ってしまうほどの青木選手の余裕感はすごかった(青木車乗車参加者)
~~
こうして、ドライビングレッスンが終了!
いよいよ「スパタイGP」の開催です。
排気量別に分かれたクラスでいざ、走行です!
今日一日の学んだことすべてを活かしタイムアタックへと臨みます。ご家族と一緒来ている方々もいて
応援席は多いに盛り上がっていました。
こちらも、実況中継ありで、応援席大変な盛り上がりを見せ
ついに結果が・・・いやまだ終わりません!!
ここからなんとスパタイGP・SS(スペシャルステージ)へと移ります。
これは、ST2000とST3000の上位三車によるタイムアタック!
そして結果は・・・
スパタイ結果はこちら
スパタイも無事終わり、表彰式・修了式へと移ります
そして、講師陣と審査委員の協議により、MVP POTEZA賞の発表!
車イスで参加の鈴木さん(シルビア)に授与。
斎藤講師から「POTENZAの素晴らしさと安全の大切さを一番体感してもらえるはず」と、最後の言葉をいただき、
そしてやっぱり最後は恒例の「リスタート」の大合唱!
TUBEのボーカリスト前田氏が主宰し太田哲也がレコーディングに参加した復興応援チャリティーソング”RESTART”
をスタッフ、講師、参加者、総勢80人で「東北に届け!」と言わんばかりに合唱!
クルマやモータースポーツを通じて被災地に元気を与えられたらという願いをこめて歌いました。
これからも、ともにモータースポーツ界を盛り上げましょう