9月4日にTetsuya Ota ENJOY & SAFETY DRIVING LESSON supported by 出光を開催しました。
日時:9月4日(日)
場所:筑波サーキット・コース1000
【レポート】
前回、6月25日袖ヶ浦にて開催したドライビングレッスンが、今回は、筑波サーキットに場所を移して行われました!
準備で忙しかった開催前は、台風の影響が出ており心配していましたが、当日は時折パラりとした程度で、ほとんどドライ状態で走ることができました。毎回、ヒヤヒヤなお天気模様ながら、当日は快晴で迎えられているのは、スタッフの中で「以前は雨男だったけど、今は治った」と言い張る者がいるせい…?!
今回も様々な方々にご協力いただき、「クルマが日本を元気にする」をテーマにイベントがスタートです。
そして、今回もGTO(グレイト・ティーチャー・オオタ)とともに特別講師を務めてくれたのは、世界的な2輪ライダーの伊藤真一選手!
被災地支援も継続して行っている伊藤選手は、「被災者にエールを送りたい」と鈴鹿8耐にも参戦され、見事な優勝を遂げられました。
今回も、太田&伊藤コンビでのスクールとあって、お申し込みも定員オーバーになる盛況ぶりでした。
今回の参加者は37名。
午前中は、GTOによる恒例の座学の後、伊藤真一選手に「鈴鹿8耐優勝秘話」のインタビューを行いました。
伊藤選手は、穏やかに質問のひとつひとつに答えてくれるのですが、その内容は刺激的!!
鈴鹿8耐優勝の「秘話」をいろいろと教えてくれ、参加者たちも釘づけ状態でした。
耐久レースで必要な要素として、「チームワークが大事。メカニック、ドライバー、チームメンバー全員がひとつの目標に向かって集中できる環境を作る」と話してくれました。
さらには、この日は、初めてのタイムアタック、スーパータイムアタックグランプリ、略して「スパタイGP」も開催するため、ドライバーズブリーフィングにうつります。
初心者でのタイムアタック参加者もいたため、伊藤選手からも「一発を狙おうと思ってもできない。それまでにならったことを確実にミスなくやることが大事。それは僕自身、レース経験で培ったこと」とアドバイスをくれました。
内心、初開催に心配だった私でしたが、プロふたりから「当たり前に練習してきたことをミスなくやる」と言っていただいたことで、ひと安心。
ランチは、今回、外で参加者同士コミュニケーションをとりながら、美味しくいただきました!
その後、午後からはいよいよ走行です。
今回の教習車両は、ABARTH500 695 Tribute FerrariとAlfa MiTo TCTの2台。
エンジョイドライビングレッスンクラスのAグループ、ドラレス&スパタイGP参加のBグループ、Cグループの3チームにて行われました。
講師に続くカルガモ、走行、フリー走行、そして、その合間には、お待ちかねの教習車での同乗走行です。
皆さん、プロの走りと教習車の魅力を思う存分、味わえたことでしょう。その速さに驚いていました。
フリー走行が終わると、いよいよスパタイGPの始まりです!
実況中継あり、1台ずつコースインするのですが、見学者やエンジョイレッスン参加の皆さんが見守るなか、颯爽と走っていきます。
レーサー気分を味わいながら、「一発勝負」という緊張感と「冷静に」という講師のアドバイスが頭のなかを駆け巡るなか、全選手、無事にアタックを終えました!!
表彰式では、トロフィーやプレゼントの授与、そして入賞者インタビューも行われました。
最後の修了式では、TUBEのボーカリスト前田氏が主宰し太田哲也がレコーディングに参加した復興応援チャリティーソング”RESTART”を全員で大合唱し、「クルマが日本を元気にする!」を実践した1日が幕をおろしました。
●参加者の感想
・世界的トップライダーのお話を今日始めて聞かせていただきました。同乗走行は大変参考になりました。(アルファロメオ159 S様)
・教えていただいた点が、筑波1000のヘアピンでうまく曲がれ、とても運転にメリハリができました。(マツダスピードアテンザ T様)
・私たちみたいに一般の人が直接プロの方々に運転の楽しさや、車の動きなどを教えていただけるのでとても良いと思いました。プロの走りは自分と全く違っていてびっくりしました。車がこんな風に走るのかと!(VW・ルポGTI S様)
・楽しく勉強にもなるイベントでした。プロの同乗走行のスムーズさに驚きました。座学で学んだことを走るとつい熱くなって忘れがちだったので、次回走るときはもっと意識して走るようにしたい。(マツダ・ロードスター I様)