日時:2013年9月8日 場所:袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ
協力:出光興産、富士重工業、フィアットクライスラージャパン、ブリヂストンタイヤジャパン、
袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ、三菱ふそうトラック・バス他
9/8(日)袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにてTetsuya OTA出光ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with SUBARUが開催されました。
このスクールの基本理念のひとつには「運転がうまければ安全につながる」というものがあります。今回、全国から60名の受講者が参加し、その家族も含めると約100名が会場となった袖ヶ浦フォレスト・レースウェイに集結しました。
今回のスクールにはコラボレート6回目となる富士重工業から教習車両が6台が提供され、発表されたばかりの新型車SUBARU BRZ tSも登場しました。
さて、受付前には、約60名の参加者が続々と集合。 初心者向けにはメカニックによる点検講座が行われ、出光ブースからは、エンジンオイル(ZEPRO)と残量が見えるバッテリー「ZAXIA」の展示と、さらにはバッテリーチェックの無料サービスも行われ、参加者たちは、走行前から愛車についての点検の大切さを知ることができました。
そうした愛車の準備をしながら、富士重工業の協力による、xvハイブリッドのアイサイト体験も楽しむことができました。
体験試乗会の終了後に、いよいよドライバーズミーティングと座学の開始です。
太田哲也校長は、「injured REZO」という標語を発表し、「当スクールに参加する受講生・関係者について一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標とします」ということを掲げました。
また、齋藤講師からは基礎編となるレクチャーを、さらには砂子選手からは中級編として高速コーナーの走り方をテーマに講義が行われました。
座学が終わると、外へ集合しての、恒例となっている集合写真です。 そして、その後は、スバル車によるパレードランを開催しました。
BRZ tSを先頭に集まった広報車両6台と、その後ろにスバル車オーナーの参加者が続き総勢約20台が連なってのパレードランは見応え十分!
ランチタイムにはトークショーが行われ、ホリデーオートトークショーでは、前日に行われたメディア対抗レースの裏話を敵チーム(?!)で実は参加していた齋藤講師も交えて、披露。話題は、「燃費走行はいかにして行うか」というテーマとなり、参加者たちもうなずきながら聞いていました。
さらには、太田哲也校長と砂子塾長が15年前の事故の話にも触れ、「こうして15年経ってまたサーキットで太田さんと一緒に何かができることは奇跡。うれしい」と砂子。 一方の太田も「砂子選手も僕もあの事故でお互いのことを悪く言ったことなんてまったくなかった。相手をリスペクトして走るのがレーサーのプライド。そういうことをたくさんのドライバーに今後も伝えていきたい」と話していました。
ふたりが公の場で事故のことのついて話すのは初めてのこととあって、居合わせた参加者たちからも「貴重な話が聞けた」「安全運転について考え直すきっかけとなった」などという声があがりました。
さて、いよいよ走行です。 スクールのコースは、「エンジョイクラス(基礎)」「セィフティクラス(サーキット入門)」「スパタイGP(スポーツ走行会)と3クラス用意されました。 参加者たちは、自身の愛車で走行やレクチャーを受け、またその合間には、講師運転によるSUBARU BRZの助手席に乗れるサーキットタクシーも行われました。
また、今回、同伴者とお子様にも楽しんでいただこうと、スバルフォレスター & xvハイブリッドを使っての「サーキットサファリ」が行われ、ご家族にもサーキットの魅力を存分に楽しんでいただきました。
ひととおり、午後の走行が終わると、最後はスパタイGPの開催です。エンジョイクラス、サーキット入門クラスの参加者たちは、砂子塾長の解説を聞きながら、観戦をしました。
こうして午後の走行も無事終了。
最後には、表彰式、修了式の開催です。 各クラスの表彰、またエンジョイクラスの検定の授与式なども行われました。スパタイGPの表彰においては、フィアットクライスラージャパン様、富士重工業様、ブリヂストンタイヤジャパン様にもご協力をいただきました。
そして、最後には恒例となっている被災地支援、そして「クルマが日本を元気にする!」を掲げているこのスクールの締めくくりとして、全員で「RESTART」を歌って終わりました。
【参加者インタビュー】
~サーキットサファリ~
同伴者や子どもたちにサーキット走行の楽しさを体験していただきました!
「初めてサーキットを走るクルマに乗って、路面がでこぼこしていなかったので振動も嫌な音もなく快適に乗れました。ゆっくりのスピードでも楽しくてエキサイティングなひと時でした」by惟津様
「実際には40~80kmぐらいの走行スピードですが、他の車、特にSTIの走りだったり、他の講師の走りをまるでサファリパークのように間近で見れてよかった」by柳原様&門ノ澤様
~サーキットタクシー~
「横Gのかかり方に驚いた。プロドライバーの同乗走行と自分の走りには大きく違いがあって、勉強になると同時に、これから頑張ろうと思った」by岩渕様
「最終コーナーでのコーナリングが、非常になめらかで感動した。車の向きを変えるタイミングも自分との違いを感じとても勉強になった。ドリフトしていた?」by松村様
「座学、そして実際の同乗走行を通して、情報が多すぎるぐらい刺激的だった。コースライン、目の動きいろいろ見ようとしたけど、プロの走りを隣でみれた感動があった」by鈴木様