開催レポート

2019年4月30日『injured ZEROプロジェクト アドバンス&スパタイGP 第1戦』開催レポート

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【日時】2019年4月30日(祝)
【場所】袖ヶ浦フォレストレースウェイ
【主催】(株)スポーツドライビングジャパン内Tetsuya OTAスポーツドライビングスクール事務局

 去る4月30日(祝)に、幾多のトップカテゴリー・レースで活躍した自動車評論家/レーシングドライバーの太田哲也氏を校長とした『injured ZEROプロジェクト アドバンス&スパタイGP 第1戦』が開催されました。当スポーツドライビングスクールは「injured ZERO」プロジェクトの一環として開催されています。「安全運転を、楽しく学ぶ」をテーマに、一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標としており、クルマの運転が上手くなれば安全につながるという基本理念のもと、座学と参加者自身の愛車による走行を通じて、ドライビングに関する知識、意識、技術の向上を図れ、交通マナーを楽しく学べる点が特徴です。

 会場となったのは、都心からクルマにて約1時間で行ける袖ヶ浦フォレストレースウェイです。教習車は、アバルト124スパイダー(TEZZO 124 RT1)とフォルクスワーゲン・ゴルフRで、2台ともブリヂストン POTENZA RE-71Rを履いていました。

 ドライバーズミーティング後の最初のコンテンツである座学講習では、太田哲也校長による「太田流 安全・上手な袖ヶ浦攻略法と落とし穴」をテーマとしたゼミ(車載映像をもとにしたドライビングアドバイス)がありました。また、参加者受付が始まる前の最初のプログラムとして、TEZZO BASEレース&サービスのメカニックが出走前点検講座を行いました。

 安全運転コンサルティング・メニューの基本となっているのは、交通事故を減らすためには、クルマを自動運転化したり、道路を改善したりしてアクティブセーフティおよびパッシブセーフティを高める方向性だけではなく、運転者である「人」の教育や意識改革といった要素も欠かすことができないという考え方です。その想いに基いて、運転技術、マナー、安全への意識を向上させることを目的としたドライビングレッスンを開催しています。

 エンジョイ・アドバンスクラスを受講した参加者たちは、全車が無線機を積み、まず太田校長と齋藤講師が運転する教習車による先導走行レッスンにて袖ヶ浦フォレストレースウェイの本コースを走りました。齋藤講師は「第1コーナーのブレーキングなど、たった一日のレッスンで皆さん上手くなりました。これからもクルマの能力を引き出して、安全なドライブに努めてください」と表彰式にてコメント。また、今回は、千葉県八千代市にあるAUTO CAFE(オートカフェ)のスタッフとユーザーがinjured ZEROプロジェクトの趣旨に賛同し、まとまった台数で参加したこともトピックでした。

 先導走行レッスンの後は、フリー走行です。フリー走行の合い間に太田校長によるアドバイスタイムがあり、質問も受けつけました。初めて参加するエントラントがいたこともあり、ハーフウェットのときの走り方はどうすればいいのか?といった質問が飛び交い、太田校長が的確にアドバイスをしました。このアドバイスタイムでの注意事項を踏まえた上で、その後もフリー走行を実施しました。

 参加者全員が座学講習で学んだことを活かし、全走行を通じて「injured ZERO」を体現してくれたこともあり、ハーフウェットで低ミューだったにもかかわらず、今回も事故ゼロで終えることができました。走行終了後に太田校長からレッスン参加者に修了証が渡されました。

 今回も参加者は安全運転とドライビング技術の大切さについて身をもって学ぶことができました。安全にドライビング・スキルのアップを図りたい方は『injured ZEROプロジェクト』のスポーツドライビングスクールを受講するのがベストです。参加したいと思っている方は、6月29日(土)に開催される次回の詳細をチェックしておくといいでしょう。


 

参加者の声

・今後は余裕を持った運転を心がけたいと思う(マセラティ Sさん)

・ブレーキをしっかりかけ、速度をコントロールすることがタイムの短縮につながることが分かった(アルピナ Oさん)

・とても分かりやすい、飽きない内容だった(ポルシェ Yさん)

・愛車のスタビリティが高いことが分かった(ホンダ Wさん)

・ラインどりが勉強になった(アルファロメオ Nさん)

・これからも時間と心にゆとりを持って運転する(アルファロメオ Sさん)

・途中から雨が降ってきたので、路面の状況でクルマの挙動が変化するのが分かった(BMW Oさん)

・雨の日の運転方法を学ぶことができた(アバルト Mさん)

・いかにタイヤのグリップに頼って運転しているのかを再確認(BMW Kさん)

・まずはブレーキをかけることが第一であることを理解した(フォルクスワーゲン Oさん)

・交通マナーをこれからも守ろうと思う(スバル Kさん)

・路面がドライからウェットに変化した際の走り方を学べた(アウディ Sさん)

・LSDの利かせ方を教えてもらえた(マツダ Iさん)

・コースどりの重要性を知ることができた(アバルト Nさん)


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